Coco音(ここっと)ご紹介

わたしたちCoco音のことを知っていただきたく、自己紹介をいたします。


Coco音代表 山本 美裕紀ご挨拶

 

私は看護学校在学中に口腔がんを発症しました。

治療を終え復学しましたが、その後、感音性難聴となり、失聴、人工内耳。一人取り残されているような思いの時、友人から「あなたが頑張っている姿を見て私も頑張れた、ありがとう」という言葉を贈ってもらい、「病気になっても、人を励ますことができる」と気づきました。

そして、私だからできることを模索する中で出会った “がん教育” 

 

 

医療者として「正しいがんの知識」を伝え、がん経験者として「いのちの大切さ」を伝える活動。

「伝える」ことで救える命があることに気づき、5年間で25,000名以上の子どもたちに伝えてきました。

 

2018年、難病当事者の方々との出会い。

ある難病当事者の方の「明日できることは今日しない」との言葉。

今まで、「一日一日一生懸命悔いなく生きる」ことを伝えてきた私は、大きな衝撃を受けました。

そして、より広い視野で「生きること」を伝えていかなければと感じ、がんと難病の当事者で「生きることの授業」を展開していくこととなりました。 

 

Coco音のメンバーは、それぞれが素敵ないのちの音色をもっています。

「生きることの授業」を通し、自他を思いやれる優しい社会づくりに貢献できればと思っております。

皆様のあたたかいご指導、ご支援援をよろしくお願いいたします。         

               

                                      Coco音     

 

            代表理事 山本 美裕紀



Coco音とは?

 社会には、心も体も生き方も、年齢も価値観も様々な方がおられます。

 

 

 

そして人それぞれが持つ心は、一つとして同じものが無い音色を奏でます。

 

がんや難病に出会ったことは決して不幸なことではなく、多様性の中の一つとして自分らしく生きています。

 

 

 

その病気の経験から生まれた心の音色は、強くも心地よい「生きること」を奏でます。

 

現在進められている「がん教育」

教育現場で長年実践してきた代表の山本が、難病当事者と交流を重ね、がんだからこその音色、難病でしか奏でることが出来ない音色を感じ、がんサバイバーと難病当事者でCoco音を結成いたしました。


がんと難病

がんと難病。
同じ病気であっても、疾患の特質や療養環境、支援制度や社会的理解も違い、交わることがありませんでした。

しかし、病気と向き合い、失ったもの以上にたくさんの贈り物をいただいたことは、どちらも同じです。

食べることおしゃべりすること、風の音や赤い夕日、当たり前に出来たことや感じたことに感動を覚え、心から感謝が出来ることは素敵な贈り物です。この贈り物を、病気を持つ人だけではなく、多くの方に形を変えてお届けすることは、大切なことと感じます。
がんになると、命と向き合い命の大切さと時間の大切さを感じます。
難病は、常に病気と生き、人生を見つめます。

そこから生まれる「生きること」の意味は、聞く人の人生にもその人らしい何かを贈ることが出来るかもしれません。


生きることの授業

病気から生まれた「贈り物」を、こどもたちをはじめ多くの方々に届けることが、わたしたちの役割であり、病気になった意味と感じています。
そのためには、病気を通して健全で健康的な生活の大切さ、いのちの重さなどをお話しする「生きることの語り手」を育成し、学校や企業に派遣をし、他者を思いやることができる社会を作っていきます。

またこれからの社会を担うこどもたちに、生きることを真剣に考える機会を提供し、いのちの大切さ、社会の多様性を理解する力、生きることの素晴らしさや意味を見出す力、それらを実感できるしなやかなこころを育むことを目的とした活動を行います。



Coco音はココット

「教育」は教え育てること。

経験を語るのは「生きること」の意味を教えること。

心の中で響いた新しい音色は、健全な子供たちを育てていきます

 

Coco音が目指す「育成」は、ココット。

丸くて小さいのに、熱いオーブンに入れても割れない、丈夫な器のことです。

 

器は心。

そこに盛られた色とりどりの料理は、お友達と奏でた音色、家族と奏でた音色。

楽しそうな音色かもしれないし、もしかしたら「助けてほしい」と言ってる音色かもしれません。

 

そんな大切な音色を感じることのできる、温かくて丈夫で、みんなが笑顔になれるココットを作って欲しいと思います。



■リーフレット

 ご自由にダウンロード、印刷ください

ダウンロード
Coco音三つ折りリーフレット2024年版
Coco音リーフレット2024年度版.pdf
PDFファイル 935.7 KB


Coco音理事・監事紹介

■代表理事

山本 美裕紀


・看護師        ・介護福祉士

・介護支援専門員 ・認知症ケア専門士

・社会福祉主事     ・終末期ケア専門士

・急性期ケア専門士   ・医療事務

口腔がんサバイバー

人工内耳装用者  


趣味
猫と戯れること

☆特技
昔の歌をたくさん歌える

笑顔でごまかす(笑)
人があまりしない事を好んでする
※糸島110kmウォーク2018・2023年完歩! 


■副代表理事

柴田 弘子


産業医科大 成人・老年看護学教授

NPO法人 ベーチェット病協会 理事

特定非営利活動法人 日本慢性疾患

セルフマネジメント協会認定リーダー

難病ケアラー

 


☆趣味

絶賛介護中

☆特技

父親の耳毛抜き

 

   

 


■理事(会計

山田 貴代加


看護師

クローン病当事者

九州IBDフォーラム、福岡IBD友の会事務局

福岡難病連 監事

 

 


 ☆趣味・特技

美味しいもの探し

~現在漬物に凝っています

車中泊マスター目指して修行中! 

 

 

 



■理事(事務局長)

永松 勝利


再発性多発軟骨炎(RP)患者会 代表

難病NET.RDing福岡 事務局長

支援者


 ☆趣味・特技

落語(見るのも好きだけど、やってみたい)

ギター弾き語り(下手です)

☆特技
いい人に見せること
忙しそうに見せること
過酷な状態に自分を追いやること
糸島110kmウォーク2019・2023年完歩!


■監事

森川 香代子